株式システムトレードの革命児「検証くん」
既に販売されていない点が非常に残念だと思う検証ソフトです。2002年ごろから提供されていたパイロンに備わっていなかった「資金管理」を搭載した初めての株式専用検証ソフトでしょう。「検証くん」のその名の通り、検証をメインとしたソフトでしたが、バージョンアップ(高額な有料)をする過程で、自動で発注する機能を持つこともありました。50万円を超えるその高額さゆえに、反発の声も未だにブログやWEBサイトで見ることが出来ます。
検証くんのユーザーは多い
システムトレード販売サイト テラスには、数多くの検証くんユーザーが問い合わせをしてきます。このことからも非常に多くのシステムトレードーが検証くんを利用していると考えられます。テラスに登録され、審査を通過した検証くん専用ストラテジーもいくつもあります。今から手に入れるとなると中古を探すしかないでしょう。ヤフーオークションなどで探せばでてくるでしょう。ただ、一点問題なのが、今後のサポート体制についてです。現在検証くん購入者向けにサポートは実施されています。質問への回答やパソコンが故障したので他のパソコンにインストールしたい時など、数日の間にレスポンスがあります。しかし、今後昼休み時間帯の取引が開始されるなど投資環境変化が起きた際に、検証くん自体が対応していけない可能性があります。
勝てる検証くんストラテジーはあるのか?
ヤフーオークションや自身のブログ等で開発した検証くん専用ストラテジーを販売しているのをよく見かけます。これらのシステムが優位性を持ち、勝てるシステムトレードであるかどうかは分かりません。ですが、テラスでは、掲載を開始してからは開発者がロジックを変更することもできませんし、パフォーマンスも隠したりすることができません。全て第三者であるテラスが毎月一回、検証くんシステムを検証し、公開しています。ですので優位性のあるロジックを組み込んだシステムかどうかを見分けることはなかなかできませんが、掲載後の成績(フォーワードテスト)がプラスなのかマイナスなのかを見ることで優秀なシステムかどうかを見極めることはできるでしょう。とあるプロのシステムトレーダーの方は「どんなロジックでもいいから1年以上実績があれば使えるシステムだ」と言っています。この実績をテラスでは一目で見ることができます(下図)。
テラスでは、「検証くん」だけでなく、株式、日経225先物、FX、商品先物と様々な投資対象のシステムトレードを扱っています。
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